2018.03.31 Saturday
皇帝なき帝国
【タイトル】皇帝なき帝国
【プレイ人数】2人〜4人
【年齢】10歳〜
【プレイ時間】30分〜45分
【難易度】★★★☆☆☆☆☆☆☆
【オススメ度】★★★★★★★☆☆☆
今回紹介しますのはTheGardenGamesさんの【皇帝なき帝国】です。
こちらのゲームは皇帝が戦没したことにより、混迷と混沌の時代に突入したローマ帝国。その帝国で各プレイヤーは勢力を伸ばし、誰よりも公然と権勢をふるう大貴族になり新時代の覇者になるのを目指します。
ゲームで使用しますのは都市チップ、貴族チップ、勝利点チップ、騎士タイル、控えの間カード、ボードです。
都市チップは数字があるのと自由都市とあります。
貴族チップは4色ありますね。
ボードには都市チップ置きます都市マス、騎士タイル置く空白マスとありますね。
ゲームの準備としましては、ボードをテーブルに広げます。
次に勝利チップをボード脇に置いておきます。
都市チップを裏向きしてよく混ぜて、都市マスに1枚ずつ配置しましたら表向きにします。都市チップの上からランダムに貴族チップを重ねていって下さいね。
ゲームに参加するプレイヤーには、控えの間カードを1枚ずつ配りまして、各プレイヤーは好きな騎士タイル1色を受け取ります。騎士タイルには数値が書かれていまして数値は「武力ポイント」と呼ばれます。
プレイヤー人数に応じて、使用します騎士タイルが違いますので、余りました騎士タイルは箱に戻して下さいね。
使用します騎士タイルは裏向きにしまして、よく混ぜて2枚を裏向きのまま自分の控えの間カードの上に置いて下さい。
残りの騎士タイルは「手元の騎士タイル」と呼ばれます。
じゃんけん等でスタートプレイヤーを決めましたらゲームの準備は完了です。
ゲームのほう、自分の手番になりましたら3つのアクションの中から1つを行います。
1つアクションを行いましたら、手番を終了して次は左隣のプレイヤーの手番になりますよ。
アクションで選べます1つめは「配置」
こちらは自分の控えの間カード上にあります騎士タイル1枚をボード上の空いているマスに表向きに配置します。
配置の際に自分の騎士タイルは、3つまでは連なり配置してはよいですが越えてはいけませんよ。
補足としまして
「控えの間カード上に騎士タイルがないなら、このアクションは行えません。」
また
「プレイヤーは、いつでも控えの間カード上の騎士タイルの数値は確認できますが、手元の騎士タイルの内容は確認してはいけません。」
こちらは大事なことなので、覚えておいて下さい。
騎士タイルを配置していくと、都市マスの隣接するマスが騎士タイルで埋まる場合があります。その際には、その都市に隣接しています騎士タイルの枚数が一番多いプレイヤーがその都市の貴族チップを獲得します。もし、騎士タイルが同数なら貴族チップは誰のものにもならず、ゲームから除外されますので箱に戻して下さいね。
貴族チップに関してですが、紫色の貴族チップは獲得しましたタイミングで赤、黄、青のどの貴族チップとして扱うかを決めなくてはいけません。
はじめに紫貴族チップを獲得しましたら、次に獲得しました色の貴族チップになります。
もし、ゲーム終了時に紫貴族チップしか持っていないなら貴族チップによる得点は獲得できなくなってしまいますので、気をつけて下さい。
騎士タイルを配置していきますと、自分の騎士タイル同士が隣接して配置されていくこともあります。そうなることで軍団を形成できます。
軍団は最大3つの騎士タイルを隣接させることができ、隣接している騎士タイルの武力ポイントの合計値を軍団の武力ポイントとして保有可能です。
すでに自分の騎士タイルが3つ隣接していたり、その場所に騎士タイルを配置することで3つ以上の騎士タイルを隣接されてますような配置はできませんよ。
武力ポイントは都市の支配者を決めるうえで大事です。
都市に隣接する騎士タイル、または軍団のうち武力ポイントの合計値が高いプレイヤーがその都市を支配できます。
都市の支配権はゲーム終了時に行いますよ。
次にできるアクションの2つめは「補充」になります。
こちらは手元の騎士タイル1枚を裏向きのまま控えの間カードの上に置けます。
補充することにより「配置」のアクションの選択肢となる騎士タイルを増せます。
自分の控えの間カード上の騎士タイルの数値はいつでも確認しても構いません。
また、控えの間カードは何枚でも騎士タイルが置くことができますので、うまく補充して戦力を整えて下さいね。
3つめにできますアクションは「緊急派遣」です。
こちらのアクションは、自分の手元にあります騎士タイルを、控えの間を経由せずボードゲーム上に配置することができます。しかし、このアクションで使用する騎士タイルの表側は見てはいけません。
裏向きの騎士タイルは武力0として扱って下さい。この騎士タイルまた軍団の一部になりますので覚えておいて下さい。
ゲームは、手番になりましたら3つのアクションから1つを選んでアクションを行っていきまして手元や控えの間上に騎士タイルが無くなりましたら手番は飛ばされてパスになります。全員がパスをしましたらゲームを終了します。
ゲーム終了時にまだボード上に残っています貴族チップは所有者を決定して下さい。
貴族チップの獲得の仕方は通常ルールと同じですよ。
貴族チップは色別に分けて数を比較して順位を決めますが、その色の貴族チップの枚数が最下位のプレイヤーは得点が得られませんよ。
また、誰のものにもならずボードから除外もされなかった色を独占していましたら独占ボーナスがあるのでうまく獲得してみて下さい。
貴族チップの得点計算が終わりましたら都市の得点計算をします。
都市に隣接しているタイル、軍団を比較して都市に及ぼします武力ポイントが一番大きいプレイヤーが都市の支配者になりまして、その都市チップに書かれている数値分の勝利点を獲得して下さい。
同点ならその都市では誰も勝利点を獲得できませんよ。
貴族チップの勝利点、都市チップの勝利点の合計点数が一番高いプレイヤーが勝ちになりまして同点なら所持貴族チップ枚数が多いプレイヤーになりますよ。
遊んでみまして、運の要素は武力タイルの2〜3が手元にキチンとくるかぐらいで、あとはどのように貴族チップを獲得するのか領地を支配するかを考えてのタイル配置ですね。
4人だと苦しいと感じたのですが、3人だとはじめのプレイヤーが端を攻めると次のプレイヤーが邪魔しないといけない?みたいな場面があるけど、そうすると3番手が有利になるような・・・。
邪魔以外にうまく得点できるようにタイルを配置するのもありかなぁ。
派手さはないですが渋いゲームで結構好きです。次の帝国を築くのはあなたかもしれませんよ(*´∀`)ノ
【プレイ人数】2人〜4人
【年齢】10歳〜
【プレイ時間】30分〜45分
【難易度】★★★☆☆☆☆☆☆☆
【オススメ度】★★★★★★★☆☆☆
今回紹介しますのはTheGardenGamesさんの【皇帝なき帝国】です。
こちらのゲームは皇帝が戦没したことにより、混迷と混沌の時代に突入したローマ帝国。その帝国で各プレイヤーは勢力を伸ばし、誰よりも公然と権勢をふるう大貴族になり新時代の覇者になるのを目指します。
ゲームで使用しますのは都市チップ、貴族チップ、勝利点チップ、騎士タイル、控えの間カード、ボードです。
都市チップは数字があるのと自由都市とあります。
貴族チップは4色ありますね。
ボードには都市チップ置きます都市マス、騎士タイル置く空白マスとありますね。
ゲームの準備としましては、ボードをテーブルに広げます。
次に勝利チップをボード脇に置いておきます。
都市チップを裏向きしてよく混ぜて、都市マスに1枚ずつ配置しましたら表向きにします。都市チップの上からランダムに貴族チップを重ねていって下さいね。
ゲームに参加するプレイヤーには、控えの間カードを1枚ずつ配りまして、各プレイヤーは好きな騎士タイル1色を受け取ります。騎士タイルには数値が書かれていまして数値は「武力ポイント」と呼ばれます。
プレイヤー人数に応じて、使用します騎士タイルが違いますので、余りました騎士タイルは箱に戻して下さいね。
使用します騎士タイルは裏向きにしまして、よく混ぜて2枚を裏向きのまま自分の控えの間カードの上に置いて下さい。
残りの騎士タイルは「手元の騎士タイル」と呼ばれます。
じゃんけん等でスタートプレイヤーを決めましたらゲームの準備は完了です。
ゲームのほう、自分の手番になりましたら3つのアクションの中から1つを行います。
1つアクションを行いましたら、手番を終了して次は左隣のプレイヤーの手番になりますよ。
アクションで選べます1つめは「配置」
こちらは自分の控えの間カード上にあります騎士タイル1枚をボード上の空いているマスに表向きに配置します。
配置の際に自分の騎士タイルは、3つまでは連なり配置してはよいですが越えてはいけませんよ。
補足としまして
「控えの間カード上に騎士タイルがないなら、このアクションは行えません。」
また
「プレイヤーは、いつでも控えの間カード上の騎士タイルの数値は確認できますが、手元の騎士タイルの内容は確認してはいけません。」
こちらは大事なことなので、覚えておいて下さい。
騎士タイルを配置していくと、都市マスの隣接するマスが騎士タイルで埋まる場合があります。その際には、その都市に隣接しています騎士タイルの枚数が一番多いプレイヤーがその都市の貴族チップを獲得します。もし、騎士タイルが同数なら貴族チップは誰のものにもならず、ゲームから除外されますので箱に戻して下さいね。
貴族チップに関してですが、紫色の貴族チップは獲得しましたタイミングで赤、黄、青のどの貴族チップとして扱うかを決めなくてはいけません。
はじめに紫貴族チップを獲得しましたら、次に獲得しました色の貴族チップになります。
もし、ゲーム終了時に紫貴族チップしか持っていないなら貴族チップによる得点は獲得できなくなってしまいますので、気をつけて下さい。
騎士タイルを配置していきますと、自分の騎士タイル同士が隣接して配置されていくこともあります。そうなることで軍団を形成できます。
軍団は最大3つの騎士タイルを隣接させることができ、隣接している騎士タイルの武力ポイントの合計値を軍団の武力ポイントとして保有可能です。
すでに自分の騎士タイルが3つ隣接していたり、その場所に騎士タイルを配置することで3つ以上の騎士タイルを隣接されてますような配置はできませんよ。
武力ポイントは都市の支配者を決めるうえで大事です。
都市に隣接する騎士タイル、または軍団のうち武力ポイントの合計値が高いプレイヤーがその都市を支配できます。
都市の支配権はゲーム終了時に行いますよ。
次にできるアクションの2つめは「補充」になります。
こちらは手元の騎士タイル1枚を裏向きのまま控えの間カードの上に置けます。
補充することにより「配置」のアクションの選択肢となる騎士タイルを増せます。
自分の控えの間カード上の騎士タイルの数値はいつでも確認しても構いません。
また、控えの間カードは何枚でも騎士タイルが置くことができますので、うまく補充して戦力を整えて下さいね。
3つめにできますアクションは「緊急派遣」です。
こちらのアクションは、自分の手元にあります騎士タイルを、控えの間を経由せずボードゲーム上に配置することができます。しかし、このアクションで使用する騎士タイルの表側は見てはいけません。
裏向きの騎士タイルは武力0として扱って下さい。この騎士タイルまた軍団の一部になりますので覚えておいて下さい。
ゲームは、手番になりましたら3つのアクションから1つを選んでアクションを行っていきまして手元や控えの間上に騎士タイルが無くなりましたら手番は飛ばされてパスになります。全員がパスをしましたらゲームを終了します。
ゲーム終了時にまだボード上に残っています貴族チップは所有者を決定して下さい。
貴族チップの獲得の仕方は通常ルールと同じですよ。
貴族チップは色別に分けて数を比較して順位を決めますが、その色の貴族チップの枚数が最下位のプレイヤーは得点が得られませんよ。
また、誰のものにもならずボードから除外もされなかった色を独占していましたら独占ボーナスがあるのでうまく獲得してみて下さい。
貴族チップの得点計算が終わりましたら都市の得点計算をします。
都市に隣接しているタイル、軍団を比較して都市に及ぼします武力ポイントが一番大きいプレイヤーが都市の支配者になりまして、その都市チップに書かれている数値分の勝利点を獲得して下さい。
同点ならその都市では誰も勝利点を獲得できませんよ。
貴族チップの勝利点、都市チップの勝利点の合計点数が一番高いプレイヤーが勝ちになりまして同点なら所持貴族チップ枚数が多いプレイヤーになりますよ。
遊んでみまして、運の要素は武力タイルの2〜3が手元にキチンとくるかぐらいで、あとはどのように貴族チップを獲得するのか領地を支配するかを考えてのタイル配置ですね。
4人だと苦しいと感じたのですが、3人だとはじめのプレイヤーが端を攻めると次のプレイヤーが邪魔しないといけない?みたいな場面があるけど、そうすると3番手が有利になるような・・・。
邪魔以外にうまく得点できるようにタイルを配置するのもありかなぁ。
派手さはないですが渋いゲームで結構好きです。次の帝国を築くのはあなたかもしれませんよ(*´∀`)ノ
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